岩屋氏と宮崎氏は否定、下地氏「調査中」
衆院議員の秋元司容疑者が逮捕されたIR事業をめぐる汚職事件で、中国企業側が現金を提供していたとみられている岩屋毅前防衛相と宮崎政久法務大臣政務官は金銭の受け取りについて否定し、下地幹郎議員は「調査中」としている。
岩屋前防衛相「私が中国企業から金銭を受け取ったという事実は断じてありません。ましてや工作を受けたことも一切ありません」
岩屋前防衛相はこのように述べ、疑惑を全面的に否定した。
また、ほかに名前が挙がっている議員の政党支部から100万円の寄付を受けたことについては「政治資金パーティーで講演したことへの謝礼の気持ちを込めて寄付をしたいと申し出があったもので、中国企業からの寄付といった話は一切なかった」としている。その上で、「捜査には全面的に協力していく」と話している。
また、自民党の宮崎政久法務大臣政務官は、自身のツイッターで、中国企業の元顧問の1人と面識があるとした上で、「金銭の提供を受けたことは一切ございません。秘書を含む事務所関係者についても同様です」とコメントしている。
また、日本維新の会の下地幹郎議員は日本テレビの取材に対し、特捜部の聴取は受けていないとした上で、「金銭の提供を受けたかどうか現在調査中です。週明けに会見を開いて明らかにします」とコメントしている。