政治資金パーティーで県職員が手伝い
江藤農水相の政治資金パーティーを宮崎県や市の職員が手伝っていたことがわかった。江藤農水相は事実関係を認め「不適切だった」と述べた。
江藤農水相「やはりこれは不適切だったと思っています。(Q:大臣をお続けになる考えにお変わりはない?)今投げ出すわけにはいかないですね」
江藤農水相などによると去年までの3年間、東京で行われた自身の政治資金パーティーを地元・宮崎の東京事務所の県や市の職員が秘書からの要請で手伝ったという。
江藤農水相は28日朝、「秘書とかがやっていたとしても監督責任でもある。どっちにしろまずかった」と述べた。
また、同じく宮崎県選出の自民党の松下参議院議員と長峯参議院議員の政治資金パーティーでも、宮崎県の職員が受け付けなどを手伝っていた。
取材に対し松下氏の事務所は「招待はしたが、手伝ってもらう目的ではなかった」と話し、長峯氏の事務所は「今後は見直す」としている。
野党側は「中立であるべき公務員が特定の政治家のパーティーを手伝うことはあってはならない」と批判している。