ゴーン被告の妻の国際手配 ICPOに要請
中東・レバノンに逃亡した日産の前会長カルロス・ゴーン被告の妻で、偽証の疑いで逮捕状がでているキャロル・ナハス容疑者について、東京地検などがICPO(=国際刑事警察機構)に国際手配するよう要請したことがわかった。
キャロル容疑者は、ゴーン被告が日産の資金を流出させたとされるいわゆる「オマーンルート」事件について去年4月に東京地裁で証人として証言した際に、自身の記憶に反するウソの証言をした疑いがもたれている。
関係者によると、東京地検は、警察庁を通じてICPOに国際手配するよう要請したという。ただ、キャロル容疑者もレバノンにいるとみられ、ゴーン被告と同様、身柄の拘束は難航するものとみられる。