佐賀・玄海町長、建設会社から百万円受領
玄海原発がある佐賀県玄海町の町長が2018年、福井県内の建設会社から現金100万円を受け取っていたことが分かった。
佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長によると、2018年7月、初当選した直後に、福井県敦賀市の建設会社「塩浜工業」の関係者が自宅を訪れ、「当選祝い」として、のし袋に入った現金100万円を受け取った。
塩浜工業は、関西電力の幹部に金品を渡していた福井県高浜町の元助役に対し、情報提供の謝礼として金銭を払っていたことが分かっている。
脇山町長は、関西電力をめぐる報道で塩浜工業の名前が出たことに驚き、先月中旬になって全額返したという。脇山町長は「便宜を図ったことはないが、反省している」と述べ、進退については後援会と相談して決めたいとしている。