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ルビオ米国務長官 パナマ大統領と会談 パナマ運河の管理権などめぐり協議

2025年2月3日 6:41
ルビオ米国務長官 パナマ大統領と会談 パナマ運河の管理権などめぐり協議

アメリカのトランプ大統領がパナマ運河の返還を求める中、ルビオ国務長官が2日、パナマのムリーノ大統領と会談し、運河の管理権などをめぐり協議しました。

トランプ大統領はパナマ運河をめぐり通行料の高さに不満を示しているほか、中国の影響下にあるなどと主張し返還を求めています。こうした中ルビオ国務長官が2日、就任後、初めての外遊でパナマを訪問し、ムリーノ大統領と会談しました。

ルビオ氏はトランプ氏が中国共産党による影響と支配がパナマ運河に脅威を与えている現状は、運河の中立を定めた条約違反だとみなしていると伝えました。その上で、こうした現状は容認できないと主張し、すぐに状況が変わらなければ、「アメリカは条約に基づく権利を守るため、必要な措置をとることになるだろう」と警告しました。

ムリーノ大統領は、会談後の会見で「運河は我が国によって運営されており、今後もそうあり続けることに疑いの余地はない」と反論しました。

最終更新日:2025年2月3日 6:45