米ルビオ国務長官、就任後初の外遊でパナマ訪問
アメリカのトランプ大統領がパナマ運河の返還を求める中、ルビオ国務長官が来週、就任後、初めての外遊でパナマを訪問することが分かりました。
トランプ大統領はパナマ運河について、通行料が高すぎると不満を示しているほか、中国の影響下にあるなどと主張して、返還を求めています。
これに対し、パナマ政府が反発する中、国務省高官によりますと、ルビオ国務長官が来週、就任後、初めての外遊でパナマを訪問することが分かりました。パナマ運河の管理権をめぐり、協議するとみられます。
ルビオ長官は、あわせて中米のグアテマラやエルサルバドル、コスタリカのほか、ドミニカ共和国も訪問する予定で、トランプ政権が最優先課題に掲げる不法移民をめぐっても協議を行うとみられます。
最終更新日:2025年1月24日 10:05