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米「出生地主義」見直しの大統領令、憲法違反として一時的差し止め ワシントン州連邦地裁

2025年1月24日 9:28
米「出生地主義」見直しの大統領令、憲法違反として一時的差し止め ワシントン州連邦地裁

アメリカで生まれた子供に、自動的に国籍を与える制度を見直すトランプ大統領の大統領令について、ワシントン州の連邦地裁は23日、憲法違反だとして一時的な差し止めを命じました。

トランプ大統領は20日の大統領令で、アメリカで生まれた子供に自動的に国籍を与える「出生地主義」を見直し、親が不法移民の場合や、一時的にアメリカに滞在している人については認めない方針を示しました。

これに対し、出生地主義は憲法で規定されているとして、22の州が提訴しました。

AP通信によりますと、ワシントン州の連邦地裁は23日、「明らかな憲法違反だ」として、大統領令を一時的に差し止める判断を示しました。

トランプ氏は「控訴する」と述べていますが、アメリカメディアは「初日に打ち出した政策に打撃」と指摘しているほか、「最高裁まで持ち込まれる法廷闘争の幕開けとなるだろう」などと伝えています。

最終更新日:2025年1月24日 10:22
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