北朝鮮はアメリカのルビオ国務長官が「北朝鮮を“ならず者国家”と呼んだ」と批判し、「いかなる挑発にも強力に対応する」と反発しました。

北朝鮮外務省の報道官は3日、国営メディアを通じて「不良国家は他国に言いがかりをつける資格がない」とする談話を発表しました。

この中で、ルビオ長官がメディアの取材に対し、「北朝鮮をいわゆる“ならず者国家”と冒とくした」と批判しました。さらに、「重大な政治的挑発とみなし、強く糾弾する」と反発しています。

その上で、「今後も敵対的であろうアメリカのいかなる挑発にも強力に対応する」と強調しました。

北朝鮮がルビオ長官を名指しで批判するのはトランプ政権の発足後、初めてです。