熊谷市ひき逃げ事件 遺族が警察学校で講演 事件解決と真相解明を求める
埼玉県熊谷市で小学生の男の子が死亡したひき逃げ事件の遺族が事件後、初めて埼玉県警の警察官らに講演会を行いました。
小関代里子さん「なぜ息子が亡くなったのかもわからない。怒りをぶつけたくても犯人がいないからです。事件から15年が経ちましたが犯人に対して『あの日何があったのか真実を知りたい』という思いは変わりません」
10日、埼玉県警の警察学校で講演を行った小関代里子さんは2009年9月に、熊谷市の路上で小学4年生の息子・小関孝徳くんをひき逃げ事件で亡くしましたが、事件はいまも未解決のままです。
代里子さんは事件後初めて埼玉県警の警察官らに講演を行い、遺族として生きてきた15年間を語るとともに、事件解決と真相の解明を求めました。
また、代里子さんは講演で「逃げることを考えない社会」となるため、死亡ひき逃げ事件の時効撤廃についても訴えました。