クルーズ船をめぐっては感染者が出ている可能性がある香港発の船以外に今月中に日本に寄港する予定の船が４隻あり、国土交通省が情報収集を進めている。

赤羽国交相は７日朝の会見で、船内で感染者が出ている可能性がある「ウエステルダム号」について、８日に予定されている沖縄・那覇港への入港を見送るよう要請したことを明らかにした。

一方、「ウエステルダム号」のほかに、今月中に日本国内へ寄港を予定しているクルーズ船が４隻あるという。

内訳は日本船籍が２隻、外国船籍が２隻で、国交省は新型肺炎感染の疑いがあれば入港を認めないよう港の管理者に要請している。