“できる仕事は全部喜んで” 「ユーミン」と「ひふみん」文化功労者の顕彰式に出席
文化の向上や発展に貢献した人に贈られる「文化功労者」の顕彰式が4日、行われました。今年度選ばれた20人のうち、“ひふみん”の愛称で知られる棋士の加藤一二三さん(82)や、シンガー・ソングライターの“ユーミン”こと松任谷由実さんら18人が出席し、永岡文部科学大臣から顕彰を受けました。
加藤さんは、将棋界では「大山康晴十五世名人」以来、2人目の選出となりました。
棋士・加藤一二三さん(82)
「ありがとうございます。妻や家族、子供ともども、大変大喜びしております」
棋士として長年の活躍の他、タレント活動も行うなど、将棋の知名度の向上に大きな貢献を果たしたことで選ばれたということです。今後について、加藤さんは「もともと将棋の棋士として大成したんだけど、他にテレビに出たり歌を歌ったり、頼まれたら自分ができるお仕事は全部、喜んでする決心でございます」と話しました。
また、今年でデビュー50周年を迎え、多くのヒット曲を生み出している松任谷さんは、シンガー・ソングライターとして初めての選出となりました。