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ゴミ処理施設に“秘密基地” 40代職員2人を処分 奈良・桜井市

2024年1月5日 19:59
ゴミ処理施設に“秘密基地” 40代職員2人を処分 奈良・桜井市

ゴミ処理施設の一部をまるで秘密基地のように改造し、職員2人が処分されました。

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奈良県桜井市のゴミ処理施設の駐車場。地面にある茶色のフタの下に「ピット」と呼ばれるスペースがあります。潜って下から車両の整備などを行う場所で、桜井市も以前は使っていたといいますが、いつの間にか勝手に改造されていたのです。

幅が約2m、奥行き約4m、高さ約1m20cmのスペースです。床や壁には段ボールが張られ、毛布や延長コード、扇風機まで持ち込まれて、まるで“秘密基地”のようです。

桜井市役所によると、「ピット」に私物を持ち込んだのは40代の男性職員2人です。去年春頃から、昼休みなどに休憩スペースとして使っていたといいます。

液晶テレビも持ち込んでいましたが…

桜井市役所環境部長
「本人たちはアンテナがないので映らないと。なんで持ち込んだのか、あれなんですけど」

40代の職員2人は「自分たち専用の休憩スペースがほしかった」と話し、今は反省しているといいます。

桜井市役所環境部長
「いい大人がなにしてんねんと。ほんまにお恥ずかしい話で大変申し訳ございません。信頼回復に今後努めていきたい」

職員2人には、停職2か月の処分が下されたということです。

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