東京都で新たに1万1751人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、月曜日として初めて1万人を超えました。

東京都内の新たな感染者は1万1751人で、1週間前のおよそ1.4倍となり、月曜日としては初めて1万人を超え過去最多となっています。直近7日間の感染者数の平均は1万5163.9人で、前の週の176.6％となっています。

都の担当者は、「増加比は減少傾向にあるものの、感染者数の増加は続いており、感染が落ち着いてきたとはいえない」と説明しています。

感染経路別では、家庭内感染が2495人と最も多く、次いで施設内感染が656人と生活空間での感染が目立っています。

病床使用率は49.2％となり、都が緊急事態宣言の国への要請を検討する基準の50％に迫っています。

自宅療養者は、7万人を超え、7万1960人となりました。

また、新たに高齢者施設で感染した1人の死亡が確認されたほか、重症者数は30日より3人増えて26人となりました。