漁船が転覆、乗組員1人死亡 “3億円の一番マグロ”漁師が行方不明 青森・大間町沖
19日夜、マグロ漁船が青森県大間町沖で転覆し、乗っていた1人が死亡、もう1人は行方不明となっています。不明の1人は史上最高値の3億円の一番マグロを釣り上げた漁師です。
19日午後8時頃、マグロ漁に出た大間漁協所属の「第二十八光明丸」4.9トンが戻らないと漁協が青森海上保安部に通報しました。
乗組員・須藤愛教さん(55)はおよそ1時間後に大間埼灯台から東北東およそ3キロの海上で発見されましたが、まもなく死亡が確認されました。
船長の藤枝亮一さん(70)はまだ見つかっていません。
藤枝さんは2019年の初競りで3億3360万円の史上最高値をつけたクロマグロを釣った漁師です。
青森海上保安部は巡視船や無人航空機などを出動させ、懸命の捜索を続けています。
最終更新日:2024年12月20日 13:54