★大間町 野﨑尚文町長
「組合の放送を聞いてすぐ駆けつけたんですけどそれがきのう（19日）午後7時半から8時ごろ」
「私もすごい親しくしている船なのでびっくりして本当なのかなと」
「先ほど海保と話ししたらひとりの方が亡くなられて、それは見つかったということでご冥福をお祈りしたいと思います。船長の方がまだどういう形でいるか分からなくて」
「役場の職員も緊急で20人体制で行ってきょう（20日）もまた午後2時から捜索するという態勢をとっています」
「本当にね、見つかって欲しいと思います」

行方不明となっている藤枝さんは2019年の初競りで3億3,360万円の史上最高値をつけた278kgのクロマグロを釣った漁師です。

現場の海域は当時、西北西の風約7メートル、波約1メートル、海水温度11度でした。
関係者によりますと19日は豊洲市場での初競りに向け多くの漁船が漁に出ていたということです。

大間町の漁師は「きのう（19日）は潮が風に向かって流れているから波が高かった」と話していました。

大間漁協の大畑勝義さんは「ふだんと比べてもだいぶ波が高いし風も強いし沖に出られないような状態」「藤枝さんは小さいときから知っているからなんとか（見つかって欲しい）」と話していました。

藤枝さんは午前11時半現在まだ見つかっていません。