マグロの町・大間でも「安心している」 クロマグロ都道府県別配分案で青森県も増加
漁獲枠の増枠が決定した「クロマグロ」について都道府県別の配分案が示されました。
青森県の漁獲枠は前の年より小型魚が1.2倍、大型魚が1.3倍に増えました。
クロマグロ漁獲枠の都道府県別の配分案は、水産庁の担当者や漁業関係者が出席した意見交換会で示されました。
国が示した配分案は来年1月から1年間で30キロ未満の小型が340.5トンで、前の年よりおよそ54トン増え1.2倍になりました。
また30キロ以上の大型は685.8トンと、およそ178トン増え1.3倍となっています。
いずれも基礎配分で前年の繰り越しや他県からの融通で漁獲できる枠はさらに増える見込みです。
クロマグロの漁獲枠は今月3日の国際会議で資源が回復傾向にあるとして、日本の近海を含む中西部の太平洋で大型をこれまでの1.5倍、小型も1.1倍に増やすことで合意していました。
「大間まぐろ」のブランドで知られる大間漁協の組合長は増枠について…。
★大間漁協小鷹勝敏 組合長
「(増枠が決まったことは)漁師のために良い最高です」
「いくら自分の枠が増えるかわからないけども増えるということに対しては気持ちは1つで誰でも気持ちは安心している」
都道府県別の配分は今月11日に正式に決まる見込みです。