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ふるさと納税返礼品に“大間マグロ”復活 漁獲枠の都道府県別配分で全国最多・過去最大の大型魚割り当ても決定

2024年12月11日 19:40
ふるさと納税返礼品に“大間マグロ”復活 漁獲枠の都道府県別配分で全国最多・過去最大の大型魚割り当ても決定
クロマグロの漁獲量を漁師が報告しなかった問題を受け、大間町が取り扱いを停止していたふるさと納税の返礼品のマグロが1年10か月ぶりに復活しました。

各地が自慢の特産品を返礼品に掲げるふるさと納税。
大間町ではマグロが主力でしたが漁獲量の無報告問題を受け、去年2月から町が受け付けを停止していました。
その結果、寄付金額は最も多かった2020年度の8178万円から536万円まで大幅に減少しました。
町はマグロを扱う業者への説明会を行い、大間産を証明するステッカー付きのマグロだけを扱うことにして先月28日から再開しました。

★大間町 野﨑尚文町長
「やっぱりふるさと納税がないとなかなか税収が上がらないという面があって、これを機にまたブランドを活用して町の活性化につなげられればすごくいいなと思います」

町によりますと再開後からさっそく申し込みが相次ぎ、寄付金額は今月9日時点で798万円と前の年度を上回っているということです。

一方、来年のクロマグロの漁獲枠について今日都道府県別の配分が決まりました。
青森県の漁獲枠は来月からの1年間で30キロ未満の小型魚が340.5トンと今シーズンのおよそ1.2倍に。
30キロ以上の大型魚は685.8トンとおよそ1.3倍になりました。
大型魚は全国で最も多い割り当てとなり県としても過去最大です。
県によりますと今後漁協などでつくる委員会で来年4月からの各漁協の配分量を議論するということです。

最終更新日:2024年12月11日 19:40
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