福岡県北九州市の中学生殺傷事件で女子中学生への殺人容疑で再逮捕された男が、11日、裁判所で、身柄の拘束を続けるかどうか判断する手続きを受けました。

北九州市のファストフード店で女子中学生を刃物で突き刺し、殺害した疑いで再逮捕された平原政徳容疑者（43）は、11日午前、身柄の拘束を続けるかどうか判断する手続きのため、留置されている警察署から裁判所に移されました。

警察によりますと、平原容疑者の10日間の勾留が決定したということです。

平原容疑者は女子中学生と一緒に来店していた男子中学生への殺人未遂容疑で、先月、逮捕されていました。

被害者2人とはまったく接点がなかったとみられ、警察は、平原容疑者が事件直前に、2人に狙いをつけた可能性が高いとみて、動機の解明を進めています。