トヨタ自動車 国内すべての工場で稼働再開
仕入れ先がサイバー攻撃を受けた影響で、1日、国内すべての工場で車の生産を停止したトヨタ自動車が2日、稼働を全面的に再開しました。
2日朝から稼働を再開したのは、トヨタ自動車の国内すべての14工場です。
トヨタは部品の仕入れ先である「小島プレス工業」がサイバー攻撃を受け、部品供給が滞ったため、1日、国内の全工場で稼働を停止しました。
トヨタによりますと、データをやり取りする暫定的なシステムが整ったため、全面的に工場の稼働を再開したということです。
小島プレス工業は、サイバー攻撃には身代金要求型の不正プログラム「ランサムウエア」が使われた可能性があり、システムの完全復旧のメドは立っていないとしています。