トヨタ自動車は、部品を仕入れている会社がサイバー攻撃を受けたとみられる影響で、3月1日、国内全ての工場を停止します。

トヨタ自動車は、部品の仕入れ先の会社がサイバー攻撃を受けた可能性があり、部品の納入が一時的に管理できなくなったことから、3月1日に、国内の全ての工場の稼働を停止します。

停止するのは、国内14工場の28の製造ラインで、一日あたり約1万3000台の生産に影響が出る見通しです。

トヨタ自動車によると、2日以降に工場が通常稼働できるか見通せない状況です。

サイバー攻撃を受けたとみられる仕入れ先は、合成樹脂や電子部品を製造する小島プレス工業です。

先月26日夜、一部のサーバーのダウンを示す信号が確認され、サイバー攻撃の可能性もあることから、順次、確認のため、先月27日朝までに全てのシステムを止めたということです。

現在も、調査を進めるとともに、復旧作業を行っています。