“爆弾低気圧”急発達 北日本で猛吹雪や暴風が続くおそれ
【全国の天気】
北海道の東で急発達した、いわゆる“爆弾低気圧”の影響で、日本付近は等圧線の間隔が狭く、冬型の気圧配置は強まっています。22日(火)の未明にかけて、強い冬型の気圧配置が続くため、北日本を中心に猛吹雪や暴風が続くおそれがあり、交通障害に警戒が必要です。
また、北陸や東海地方でも局地的に警報級の大雪になる所がありそうです。
一方、太平洋側は晴れる所が多く、空気は乾燥するでしょう。非常に強い寒気が流れ込んでいて、全国的に気温はかなり低く、厳しい寒さが続きそうです。
■予想
(最大瞬間風速)
北海道 35メートル
東北 30メートル
(波の高さ)
北海道、東北、北陸6メートル
(予想降雪量)<~22日夕方>
北陸 70センチ
北海道、東北 50センチ
東海、関東甲信 40センチ
■予想最低気温(前日差)
札幌 -4度(±0 3月上旬)
仙台 -2度(+1 真冬並み)
新潟 -1度(+1 真冬並み)
東京 -1度(-2 真冬並み)
名古屋 0度(±0 真冬並み)
大阪 2度(+1 真冬並み)
高知 0度(±0 真冬並み)
福岡 3度(+1 真冬並み)
鹿児島 3度(+2 真冬並み)
■予想最高気温(前日差)
札幌 -1度(-1 真冬並み)
仙台 2度(+1 真冬並み)
新潟 2度(-1 真冬並み)
東京 9度(±0 真冬並み)
名古屋 7度(+1 真冬並み)
大阪 9度(+1 真冬並み)
高知 11度(+1 真冬並み)
福岡 7度(±0 真冬並み)
鹿児島 12度(+2 真冬並み)
【全国の週間予報】
23日(水)には大荒れの峠を越えますが、冬型の気圧配置が続くため、日本海側は広く雪が続くでしょう。積雪が一段と増える地域があり、十分ご注意下さい。
厳しい寒さは週の半ばまでで、週末は寒さが緩みそうです。26日(土)以降は春の訪れを感じる暖かさで、関東から九州では最高気温が15度から19度となるでしょう。