能登半島地震で全壊 70年続く書店、仮店舗で営業再開 石川・珠洲市
能登半島地震で全壊した石川県珠洲市の書店が21日、新たな店舗で営業を再開しました。
珠洲市飯田町にある「いろは書店」はおよそ70年、地元で親しまれてきましたが、地震で全壊しました。
しかし21日、地元の高校に進学する生徒たちに教科書を販売するため、仮店舗で営業の再開にこぎつけました。
いろは書店・八木久さん
「入学する子どもたちも地震で大変だったと思う、節目というか思い出の日になるかもしれません」
店主の八木さんは来年夏まではこの仮店舗で営業を続け、それまでに全壊した店の跡地に新たな店を建てたいとしています。