【速報】陥没事故受け下水道管緊急点検 埼玉県で新たに3か所で腐食確認
埼玉県の道路陥没事故を受け、全国で行われた下水道管の緊急点検の結果が14日公表され、埼玉県で新たに、3か所で腐食が確認されたことがわかりました。
先月、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故では、下水道管が腐食し破損したことが原因とみられています。
これを受け国交省は、今回、事故が起きたものと同様の、大規模な下水処理場に接続し、直径2メートル以上の大型の下水道管がある、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、大阪府、兵庫県、奈良県の7都府県に対し、緊急点検を要請していました。
その結果、東京や大阪など6都府県では異常は確認されなかったものの、埼玉県で、新たに3か所で、腐食が確認されたことがわかりました。
このうち一か所は、管路の破損が確認されたということです。
国交省は、速やかに必要な対策を実施するよう要請したということです。
また、下水道管上に空洞がないかについては、全ての都府県で、確認されなかったということです。
国交省は、21日には、対策検討委員会を設置して、点検方法や頻度などの再発防止策を検討していくとしています。