福島第一原発事故 原子力規制委員会・委員長が訓示「疑問をもったら声を」
東京電力福島第一原発の事故から11年目となる11日、原子力規制委員会の更田委員長が原子力規制庁の職員らに対して訓示を行いました。
原子力規制委員会・更田豊志委員長「(福島第一原子力)発電所事故をどうして防ぐことができなかったのか考え続けることも、私たちにとってとても大事なことです」
更田委員長は訓示で福島第一原発の事故を風化させてはいけないとした上で職員は「疑問をもったら、おかしいと思ったら声をあげる義務がある」と強調しました。
さらに、「初心を忘れずに、原発の安全神話の復活を決して許さないことを誓う」と改めて決意を述べました。