臨時休校要請“自宅で過ごすよう指導を”
新型コロナウイルスの感染拡大を受け文部科学省は、全ての小・中学校と高校などに3月2日から春休みまで臨時休校を要請する通知を全国の教育委員会などに出した。
萩生田文科相「この状況をですね、何としても乗り越えるため、この1、2週間というのは極めて重要な時期だという判断をしました」
萩生田文科相はこのように述べ、全国一斉の臨時休校に理解を求めた。休校の期間や運用のしかたについては「地域や学校の実情をふまえて様々な工夫があってよいと考えている」と述べ、自治体などで適切に判断してほしいとしている。
全国の教育委員会などに出された通知では、児童・生徒に対し人混みのある場所への外出を避け、基本的に自宅で過ごすよう指導することなどが示されている。
萩生田文科相は、国会で学習塾について「学校を休んだのにそこに多くの子供たちが集まってしまったのでは、同じことになる」と述べ、経済産業省などを通じて政府の方針を伝えていく考えを示した。
またクラブ活動についても「中止してもらうことが望ましい」と述べた。