車いすラグビー中止に 東京パラのテスト兼
新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、東京パラリンピックのテストイベントを兼ねた車いすラグビー競技大会が中止になった。
中止になるのは、今月12日から4日間にわたって国立代々木競技場で行われる予定だった車いすラグビーの国際大会。この大会には、日本のほか、オーストラリア、イギリス、アメリカの4か国が参加する予定だったが、政府が発表したイベント自粛の方針をうけ、主催者の日本障がい者スポーツ協会が3日、中止を発表した。
この大会は東京パラリンピックのテストイベントも兼ねていて、大会組織委員会は、「安全を確保した上で、4月に何らかの形でテストイベントは実施したい」としている。
一方、東京オリンピックの大会組織委員会主催で今週6日(金)から行われる東京オリンピックの「スポーツクライミング」のテストイベントは、当初、全国から約20人の選手の参加を予定していたが、選手の参加はとりやめ、規模を縮小して、スタッフが選手役を務める形で実施されるという。