広島県安芸太田町の町長が、去年７月の参院選を前に、河井克行議員から現金２０万円を受け取ったことを認めました。

安芸太田町の小坂町長は２日午前、会見を開き、河井克行議員が妻の案里氏の参院選を控えた去年４月下旬頃に自宅を訪ねてきた際、現金を受け取っていたことを認めました。河井議員からは「保守の票を分ければ２人が通る」として現金２０万円が入った白い封筒を手渡されたということです。

安芸太田町・小坂眞治町長「もらうべきではないものを受け取った。私自身が反省すべきこと」

小坂町長は、３月３０日に自身の政治資金収支報告書で寄付として処理したということです。

また、検察から聴取されたかについては「ノーコメント」としています。