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最高裁長官“いかなる状況でも適正な裁判”

2020年5月3日 9:26
最高裁長官“いかなる状況でも適正な裁判”

最高裁判所の大谷直人長官は憲法記念日を前に会見を開き、新型コロナウイルスの感染が続き、全国に緊急事態宣言が出されている事態について、「いかなる状況にあっても、適正な裁判を実現していくことに最善を尽くす」などと語りました。

最高裁判所、大谷直人長官「いかなる状況にあっても国民から負託された役割を自覚しつつ、適正な裁判を実現していくことが司法の重要な使命であることに改めて思いを致し、最善を尽くす所存です」

大谷長官はこのように述べるとともに、多くの裁判期日が変更されている状況について、「今後の事件処理態勢をどのように回復していくかも重要な課題になる」としました。

緊急性の高い手続き以外は業務を縮小していることについては、「国民の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします」と述べました。