小池都知事「緊急事態宣言の要請も視野に」
東京都で新型コロナウイルスの感染再拡大が続く中、小池都知事は18日夜、政府への緊急事態宣言の要請を視野に入れ、対応を急ぐ考えを示しました。
小池知事「今後の対応など先ほどまで幹部職員と議論を行って参りました。やはり今はですね。先手、先手の対応が不可欠でございます。緊急事態宣言の要請も視野に入れまして、スピード感をもって検討するようにという旨をきょう職員にも指示をしたところであります」
小池都知事は18日夜、「感染者の増加基調は変わっていないのが現実」と述べた上で、政府への緊急事態宣言の要請を視野に入れて検討する考えを示しました。宣言要請の時期について問われると「危機管理の観点からはスピード感をもって考えなければいけない」と述べ、対応を急ぐ考えを繰り返しました。
東京都内では18日、新たに543人の新型コロナウイルスの感染者が確認されていて日曜日で500人を超えるのは、2度目の緊急事態宣言がまだ継続していた1月31日以来、およそ2か月半ぶりです。