布製マスク配達 近畿でも始まる
マスク不足に対応するため、国が各世帯に2枚ずつ配布する布製マスクの配達が、12日から近畿でも始まりました。
大阪東郵便局では12日朝、局員が布製マスクを配達用のバイクへ積み込む作業に追われていました。厚生労働省によりますと、1世帯2枚の布マスクは先月中旬に感染者が多い東京都から配られましたが、妊婦向けのマスクに異物が混入していたことを受け、検品体制を厳重にしたため、近畿の各家庭などへの配達は遅れ、12日からになりました。
近畿では感染対策を重点的に行う特定警戒都道府県である大阪府、兵庫県、京都府から先に配達され、厚生労働省は今月末までにすべての都道府県で配達を終えることを目指しています。