「雇用調整助成金」オンライン停止を謝罪
「雇用調整助成金」のオンライン申請が、開始直後からストップしている問題で、加藤厚労相は、謝罪した上で一日も早い再開を目指すと述べました。
加藤厚労相「早々にですね、こうした事態を招いたことは心からおわび申し上げたいと思います」
雇用調整助成金のオンラインの申請は、20日の開始直後から、申請した人の個人情報がほかの申請者に見られる状態になったため、受け付けがストップしています。
加藤厚労相は、謝罪した上で、一日も早い再開を目指すとともに、情報の漏洩について調査すると述べました。
一方、新型コロナウイルスの影響で解雇などとなった労働者は、今月21日時点で、1万835人に上ることが分かりました。
加藤厚労相は、「日を追うごとに増加している」と懸念を示し、雇用調整助成金などを活用し、従業員の雇用維持に努めるよう呼びかけました。