雇用助成金 オンライン再停止で厚労相謝罪
「雇用調整助成金」のオンライン申請が再開後、再び停止している問題で、加藤厚労相は謝罪し、さらに、給与明細など個人情報が漏洩したことを明らかにしました。
加藤厚労相「改めておわびを申し上げたいと思います。システムの不具合が2回、しかも連続してスタート当初に発生したこの事態を重く受けております」
厚生労働省は、システムの不具合で個人情報の漏洩があり、申請した1社の申請書を別の10社が閲覧したと発表しました。
申請書には、名前や給与明細、タイムカードの記録などが含まれていたということです。
一方、オンライン申請の再開のめどはたっていません。
原因について、申請者の様々な動作を想定したテストが不十分だったとし、加藤厚労相は、外部の専門家を入れて「徹底的な原因究明を行う」と述べました。