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小中学校などに指導担当ら8万人以上確保へ

2020年5月26日 10:28
小中学校などに指導担当ら8万人以上確保へ

臨時休校していた学校の多くが来月から本格的に再開する予定です。文部科学省は、学習遅れの解消に向け小学校や中学校などで指導・補助にあたる人材を8万人以上確保する方針であることがわかりました。

文部科学省は教員免許のある教員経験者や大学院生らは時給2200円、免許のない大学生や塾講師らは時給1600円、プリントの印刷や連絡など指導員の補助を行うスクールサポートスタッフは時給1000円で採用し、小学校や中学校などで指導や補助にあたる人材を8万人から9万人規模で確保する方針であることがわかりました。

感染症対策でクラスを分けて授業をする分散授業への対応や指導員を増やし個別ケアを手厚くすることで、臨時休校の長期化による習熟の差にも対応したい考えです。

文部科学省はこれらの費用総額およそ800億円を第2次補正予算案に計上する方針です。