北九州市の小中学校で再び“分散登校”
新型コロナウイルスの感染者が増え続ける福岡県北九州市では、5日から、再び小中学校の分散登校が始まりました。
北九州市小倉北区の西小倉小学校では、5日、出席番号の奇数の児童が登校し、朝、校舎に入る前に全員の体温をチェックしていました。
市の教育委員会は、37度以上の場合、登校を控えるよう呼びかけています。
北九州市では、クラスターとみられるケースを含め、5つの小中学校で、あわせて13人の感染が確認されています。
このため、先月25日に一斉登校に切り替えたものの、5日、再び、分散登校に戻されました。
教室では「密」にならないよう、1クラス20人以下にして、席をひとつあけるなどの対策がとられています。
5年生「手洗い、うがいをきちんとしたり、『3密』を避けたりしたいです」
北九州市の分散登校は、今月18日までの予定で、その間、午前中授業で給食は提供せず、部活動も中止するということです。