北九州市で小学校休校 市は分散登校も検討
感染者の増加が続く北九州市では2日、児童1人を含む6人の感染が確認されました。児童が通う小学校は3日は休校となり、消毒作業が行われる予定です。
北九州市では2日、男女6人の感染が確認され、このうち1人は小倉南区の貫小学校に通う児童です。この児童は、先月31日に味覚の異常を訴え、その後陽性と確認されました。
児童が通う小学校は3日から当面休校となり、夕方校舎が消毒されます。
先月23日以降、児童や生徒の感染が確認された市内の小中学校はあわせて5校となっていて、市の教育委員会には、市民から休校してほしいなどの声が寄せられているということです。
感染が収まらない状況を受け、北九州市の北橋市長は3日の定例会見で「子どもたちの安全を確保するため分散登校に戻すことを検討していて、きょうにも対応を正式に明らかにしたい」と話しました。