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今“蚊のピーク”小学校ではユニーク対策も

2021年7月6日 5:40
今“蚊のピーク”小学校ではユニーク対策も

実は今の時期、「蚊」のピークをむかえています。小学校ではあるユニークな蚊の対策が行われていました。

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5日、都内の保育園で行われていたのは、蚊の駆除です。蚊は、マンホールなどの水場から発生し、湿った場所を好むといいます。

みどりの産業代表取締役・小坂正照さん
「今頃が一番多いんじゃないですか。これが32℃とか35℃以上になると、途端に蚊は動かなくなって」

湿度が高く、気温も高すぎない今が、ピークだといいます。

さらに、小学校ではユニークな蚊の対策もされていました。案内してもらったのは、現在、使っていないプールです。中を見てみると、メダカが泳いでいました。一体どういうことなのでしょうか─。

多摩市立南鶴牧小学校・福田章人副校長
「ボウフラ(蚊の幼虫)を食べてもらうという対策。(世界の)南の方では、蚊が媒介する伝染病で多くの方が亡くなっているので。起きうる可能性がこのまま暖かくなってくればあるので、子どもたちが蚊に刺されないことが一番大事」

このプールは防火水槽に指定されていて、使っていない間も水を抜くことはできず、ボウフラの発生が心配されていました。そこにメダカを放つことで、子どもたちを守ってくれているといいます。実はそれだけではありません。

教室をのぞいてみると、ここにもメダカがいます。この学校ではプールに放流していたメダカをクラスで飼育しています。理科の授業にも使っているといいます。

「水の中でも蚊をやっつけてくれるから、すてきだなと思う」

様々な工夫が広がる中、防虫剤も年々、進化しています。都内の薬局では─。

ミネドラッグ汐留店・井上雅博店長
「部屋に一回だけシュっとまくと、殺虫成分が壁に全部くっついて、殺虫効果が持続するものがよく出るようになっています」

ワンプッシュで部屋全体をコーティングして蚊を駆除できるスプレーが人気になり、去年と比べ、売り上げはおよそ2割増しになったといいます。

さらに、アウトドアメーカーも、キャンプ人気の高まりから、着るだけで蚊よけになる上着やズボンを新たに発売しました。

THE NORTH FACE ALTER・佐藤嘉高店長
「ガーデニングだったりとか、外に散歩に行くだったりとか、この時期でも、普段でも使い勝手が良いので、ぜひご活用いただければと思います」

生地に防虫加工がしてあり、洗濯しても効果は持続するということです。