埼玉県は２８日、新たに水泳場やネットカフェなどへの休業要請を解除する一方で、スポーツジムや接待を伴う飲食業などへの休業要請を来月１８日まで継続しました。

埼玉県は２８日午後、水泳場やボウリング場などの運動施設や、バーやネットカフェ、漫画喫茶などへの休業要請を解除しました。

また、イベントの開催については、原則、政府の考え方に従う形で段階的に緩和をするとしました。これにより２８日以降、プロスポーツイベントについては、無観客での開催が認められます。

一方で、スポーツジムやヨガスタジオ、接待を伴う飲食業やライブハウスなどについては休業要請を来月１８日まで継続しました。

一部施設の休業要請を継続した理由について、埼玉県の大野知事は「これまでクラスターが発生し、感染が拡大した実績があるなど若干の懸念が残るため」と説明しました。その上で、状況によっては、来月１８日を待たずに要請を解除する可能性もあると述べています。