全国知事会で、政府の諮問委員会の尾身茂会長は、一部地域でみられる感染者の増加について、「ほぼ間違いなく他の県でもある」と述べました。

尾身茂会長「いまでも、すでにいくつかの地域で、感染がまた少し数が増えてきていますけど、このことは、これからもほぼ間違いなく、他の県でもあると考えていただければ」

４日午前、全国知事会のウェブ会議で尾身会長は、このように述べ、第２波、第３波を阻止するため、感染データを地方と国の間でも迅速に共有することや、保健所体制の強化などを全国の知事に対して求めました。

また、院内感染など、クラスターが発生した場合には、早期の介入が重要だとして、各都道府県内に対応を指導できるリーダーを養成し、地域で自立したチームをつくることが必要だと説明しました。