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2020年6月6日 17:53

蓮池薫さん 滋さんは「帰国運動導いた」

蓮池薫さん 滋さんは「帰国運動導いた」
(c)NNN

北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの父親・横田滋さんが死去したことを受け、自らも拉致被害者である蓮池薫さんは「強い意志で帰国運動を導いた」と横田さんを偲びました。

横田滋さんは、1977年に拉致された娘のめぐみさんを救出するため、活動してきましたが、5日午後、老衰のため亡くなりました。87歳でした。

拉致被害者の蓮池薫さんは6日、横田滋さんについて「強い意志で拉致被害者の帰国運動を導いた」と述べました。

蓮池さん「愛情と強い意志…表にはやわらかいソフトタッチだけれども、強い意志と愛情で運動を導いた」

蓮池さんは2002年に妻の祐木子さんと一緒に夫婦で北朝鮮から帰国しました。

蓮池さん「私はもう『申し訳ない』っていう思いですよ。めぐみさんはまだ帰ってこれないのに我々だけ帰ってきて。本当、精神的にはある意味、お疲れさま…大変な人生だったなと思います」

拉致被害者の曽我ひとみさんは北朝鮮で横田めぐみさんと一緒に暮らしていたことがあります。

曽我さん「40年間頑張ってきてくれた、その苦労とか苦しみとかは、会えなくても絶対にめぐみさんに通じていると私は思います」

曽我さんと一緒に拉致された母親・ミヨシさんはいまだに帰国が果たせていません。

曽我さん「誰一人として家族に会うことができず重い想い…胸の内をしまいながら亡くなってしまうので、これまで以上の力を尽くしてほしいと心から願っています」

被害者家族の高齢化が進み、拉致問題解決は一刻の猶予も許されなくなっています。