横田めぐみさん母ら 日米会談うけコメント
日本時間の17日未明に行われた日米首脳会談を受け、北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母、早紀江さんと家族会の飯塚代表がそれぞれコメントを発表しました。
菅総理大臣はアメリカのバイデン大統領との日米首脳会談後の記者会見で、拉致問題について「重大な人権問題であり、日米が連携して北朝鮮に対して即時解決を求めていくことを再確認した」と述べました。
これを受けて、拉致被害者の横田めぐみさんの母、早紀江さんは、「日米が同じ思いで話し合って共同で話ができたのはよかったと思っています。私たちの望みは、子どもたちが日本の土を踏んでくれたらいいとそれだけです。(アメリカが)共同してやってくださることはありがたいなと思います」と述べました。
一方、家族会の飯塚代表は、「我々、被害者家族は長い間待っている。(日本政府には)いつまでに何をやるのか決めてもらいたい。今回の日米首脳会談が今後の動きにどうつながっていくのか、気にかけている」とコメントし、政府に対し、拉致問題進展へ向けた明確な取り組みを求めました。