荒川河川敷のシカ「市原ぞうの国」へ移送
先週、東京の荒川河川敷に現れ、捕獲されたシカについて、殺処分の可能性もありましたが、無事、引き取り手が見つかったことがわかりました。
先週、東京・足立区や北区などの荒川河川敷に出没していたシカは、警察官らが捕獲し、その後、一時的に足立区で保護されていましたが、野生動物が持つ病気などへの懸念から、なかなか引き取り手が見つからず、殺処分の可能性もあると心配されていました。
しかし、その後、千葉県市原市の動物園「市原ぞうの国」に引きとられることが決まり、8日、足立区の施設から移送されたということです。
「市原ぞうの国」はこのシカを“逃げる”という意味の“エスケープ”からとって「ケープ」くんと名付けたということで、検疫後の様子を見ながら多くの人に触れてもらえる時期を見定めたいとしています。