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都内カラオケバーで新たなクラスター

2020年6月9日 0:42
都内カラオケバーで新たなクラスター

「東京アラート」を出して警戒を呼びかけている東京都は、新たに13人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。都内のカラオケバーでは、これまでに8人が感染し、新たなクラスターが起きています。

東京都内の新たな感染者は、20代から50代までの男女13人で、年代別では20代が8人と、引き続き若い人の感染が多くなっています。

このうち「夜の街」と関連がある人は3人いて、1人は、都内のカラオケバーを訪れた30代の男性客で、この店では、8日までに客と従業員あわせて8人の感染が確認されました。都と保健所は、新たなクラスターが起きたとして、利用客などの追跡調査をしています。

また、直近1週間の感染者147人のうち、「夜の街」と関連がある人は、4割近い54人を占めていて、特に感染が相次いでいるホストとホストクラブの従業員は、少なくとも22人にのぼっています。都は、引き続き夜の歓楽街への外出は注意するよう呼びかけています。

一方、都が休業要請などを緩和する際のモニタリング指標では、「新規陽性者数」が21人となり、2日続けて緩和の基準である「20人」を超えました。都内の感染者は5396人となりました。