阪神百貨店でクラスター 感染者は67人に
大阪・梅田の阪神百貨店で、販売員が新型コロナウイルスに相次いで感染したクラスターで、新たに14人の感染が確認されました。これで感染者は67人となり、全員が接客にあたっていたということです。
クラスターが発生したのは、JR大阪駅に近い阪神梅田本店で、31日と来月1日の営業を取りやめ全館を臨時休業として、消毒作業などを進めています。
阪急阪神百貨店をもつエイチ・ツー・オーリテイリングによりますと、新たに14人の感染が確認され、合わせて67人に上り、全員が、地下1階から8階で、接客業務にあたっていたということです。
これまでの調査で、クラスターは、今月26日から発生したとみられ、感染経路は分かっていませんが、顧客に濃厚接触者はいないということです。
エイチ・ツー・オーリテイリングでは、従業員のPCR検査も行い、店内の消毒と24時間の換気など、対策を徹底することにしています。