100キロ超の巨大マグロ“素手”で捕獲 漁師「チームプレイで」
5日、鳥取市の夏泊漁港に100キロを超える巨大マグロが水揚げされました。なんと、漁師らが素手で捕まえたといいます。一体、どのように捕獲したのでしょうか。
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5日、鳥取市の夏泊漁港に巨大なマグロが水揚げされました。体長約2メートル、重さ102キロの大物です。実は、3人の男性が素手で捕獲したというのです。
鳥取市では先月から、浅瀬でマグロの目撃が相次いでいました。そして、5日にも目撃情報が…。この情報を聞き付け、漁師の遠藤通さんらが海に向かいました。
漁師 遠藤通さん
「チームプレイでな、一人じゃやっぱり捕れん」
沖に向かい、始めは道具で捕まえようとしますが、逃げられました。諦めて浜に戻ろうとしたところ、再び浅瀬でマグロを発見します。
遠藤さん
「あそこら辺でマグロを」
――どんな感じで捕まえた?
遠藤さん
「どこをつかまえようと思った始め、魚はツルツルだから。しっぽはバタバタで」
初めてのマグロとの格闘でした。
遠藤さん
「浜に上がってるわけじゃないから、水の中離したら泳いで逃げちゃう」
海の中で暴れるマグロ。そこで――
遠藤さん
「エラをつかまえて、足(尾びれ)をバタバタしてる。おい、おい!」
5分間の格闘の末、見事、捕獲に成功しました。
そして、6日、自らの手で捕まえたマグロを、調理して味わった遠藤さんは「うまいよ」と笑顔を見せました。