マネキンで保つソーシャルディスタンス
マネキンでソーシャルディスタンス。
飲食店に運び込まれる8体のマネキン。客同士の距離を保つため、間隔を空けて席に座ります。
新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少した飲食店とセレクトショップが、共同で企画した期間限定の光景です。
スタイリングをするのはセレクトショップのスタッフたち。お店がある恵比寿の街に合うように、“大人カジュアルな洋服”がテーマということです。
テーブル上のQRコードを読み取り、着用している洋服はオンラインですぐに購入できる工夫も。
マネキンの正面がメインとなる洋服店と異なり、後ろもよく見える飲食店内。慣れない場所での準備に戸惑いもあったようです。
ビームス・朴里奈さん「無地の洋服よりも、背中にもデザイン性があるものを置いた方が少し華やかになるなって、課題も見えてきた」
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだ終わりが見えない、新型コロナウイルスへの感染対策。
ランチに訪れた客は。
客「(マネキンを)一瞬見てびっくりして、ユニークだよね」
飲食店のスタッフは、“ソーシャルディスタンス”を少しでもポジティブに捉えていければと話します。
THE PIG & THE LADY・剣持隆行さん「お食事をしていただきながら、お洋服を選んでいただいたりとか、雰囲気を楽しんでいただいたり」
8体の洋服は週に1度交換し、さまざまなコーディネートを楽しめるということです。
【the SOCIAL lifeより】