「接待伴う飲食店」具体例にキャバレーなど
新型コロナウイルスの感染リスクのある施設として例示されてきた「接待を伴う飲食店」について、政府は、「キャバレーやナイトクラブなど」と具体例をつけ加える表現に変更しました。
政府はこれまで、「基本的対処方針」で新型コロナウイルスの「クラスター」が確認されるなど感染リスクのある施設について、「繁華街の接待を伴う飲食店等」と表現してきましたが、菅官房長官は3日、「キャバレーなど」と具体例をつけ加えました。
表現を変更した理由について菅長官は、「接待という文言が企業による取引先などの接待と誤解される恐れがあり、なかなか飲食店に従来のお客さんが訪れていないという現状があった」と説明しました。
政府関係者によると、「会社の人が普通に接待に使う飲食店も含まれると誤解される」などと、政府に意見が寄せられたため、変更したということです。
今後、会見や広報などの際には、こうした具体例を出すなど、より正確な発信を心がけるということです。