安倍元首相「国葬」一般献花に長蛇の列 会場周辺や国会前では反対デモ 交通規制で皇居ランナーや宅配は…
27日、安倍元総理大臣の国葬が日本武道館で行われ、多くの人が参列しました。一般献花にも多くの人が列を作る中、会場周辺や国会前では国葬反対のデモが行われ、警察ともみ合いになる場面もありました。
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一般献花に訪れる人で、半蔵門駅の近くには午前中から長蛇の列ができていました。
大阪から来た家族
「国葬というのがなかなか体験できないので」
午前中に列に並んだ大阪から来たという家族は、1時間ほどで献花できましたが、国葬のおよそ30分前の午後1時半頃には、待ち時間4時間ほどの長蛇の列になりました。
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午後2時に始まった国葬。粛々と葬儀が執り行われる中、会場周辺では国葬反対のデモ隊が警察ともみ合いになりました。
記者
「日本武道館に向かって行進を進めています」
警察官
「前行け、前!ここで止めろ!」
国葬反対のデモ隊は、国会前でも行われていました。
「国葬中止!今すぐ中止!」
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警察の威信をかけた警備網がしかれる中、大規模な交通規制の影響は、皇居ランナーにも及んでいました。
皇居ランナー
「いつもより早く来てます。若干物々しいなって、雰囲気は」
規制開始の午前11時頃を避け、予定を前倒しして走る人の姿がありました。しかし、1時間も早く規制が始まり、午前10時前には歩道が通れなくなっていました。
影響は、交通規制の道を普段から使う仕事にも出ています。ピザ店では、地図を使って、配達担当のアルバイトに迂回ルートを説明していました。
※詳しくは動画をご覧ください。(9月27日放送『news every.』より)