将棋の藤井聡太七段は２３日、王位戦挑戦者決定戦に臨んでいます。対局開始からおよそ８時間半が経過しましたが、勝負は拮抗（きっこう）したまま熱戦が続いています。

将棋の藤井聡太七段は２３日、８大タイトルのひとつ、「王位」への挑戦権をかけ、永瀬拓矢二冠と対局を行っています。

２人の対局は、今月４日に行われた、同じく８大タイトルのひとつ「ヒューリック杯棋聖戦」の挑戦者決定戦以来で、このときは藤井七段が勝利し、史上最年少タイトル挑戦者となりました。

２３日は昼食休憩のあと、藤井七段は一手指すのに１時間半以上考えるなどして、現在、４時間の持ち時間のほとんどを使い切っています。対局開始からおよそ８時間半が経過しましたが、勝負は拮抗したまま続いています。

藤井七段が勝った場合、現在進行中の棋聖戦とあわせて２つ目のタイトル挑戦となります。