藤井聡太七段「王位」への挑戦権かけ対局
今も挑戦が続いている「棋聖戦」で史上最年少のタイトル挑戦者となった将棋の藤井聡太七段は23日、同じく八大タイトルのひとつ、「王位」への挑戦権をかけて対局に臨んでいます。
将棋の藤井聡太七段は23日、王位戦挑戦者決定戦に挑んでいます。新型コロナウイルスの影響でおよそ2か月間、対局がなかった藤井七段は今月から対局を再開し、過密なスケジュールを過ごしています。
藤井七段は今月、ヒューリック杯棋聖戦で挑戦者となり、史上最年少タイトル挑戦者の記録を31年ぶりに更新しましたが、その挑戦者決定戦で対局した永瀬拓矢二冠が23日、ふたたび藤井七段の対局相手となっています。
将棋の研究仲間だという2人は昼食休憩でともに肉豆腐のお弁当を頼んだということです。
対局は夜まで続く見通しで、藤井七段はこの対局に勝てば、去年、史上最年長で初のタイトルを獲得した木村一基王位に挑むことになり、現在挑戦中の棋聖戦に続く2つ目のタイトル挑戦が決まります。