藤井七段「充実感が…」棋聖戦第一局に勝利
将棋の藤井聡太七段が、史上最年少のタイトル挑戦者として棋聖の渡辺明三冠に臨んだ対局は、8日夜、藤井七段が勝利しました。
藤井七段が挑戦するヒューリック杯棋聖戦五番勝負が8日から始まり、棋聖の渡辺三冠に挑みました。ヒューリック杯棋聖戦は将棋の8大タイトルの一つで、藤井七段は8日の第一局を17歳10か月20日で迎え、史上最年少タイトル挑戦者の記録を31年ぶりに更新しました。
対局開始から11時間近くたった、午後7時44分、157手で渡辺三冠が投了し、藤井七段の勝利が決まりました。残り4回の対局で、藤井七段があと2回勝利すると、棋聖のタイトルを獲得し、史上最年少タイトル獲得の記録更新となります。
藤井七段「きょうの将棋は最終盤かなりきわどい展開になって自分の中では充実感がありました。まずひとつ勝つことができてほっとしています」
第二局は今月28日に行われます。